駆け出しコンサル日記。

働いていく上で役にたちそうな事柄を、備忘録的にまとめていきます。(データ分析、財務分析、金融etc)

(就活)海外大生・院生の就活事情

海外へ留学される人の懸念の大部分を占めるのは就活に関してじゃないでしょうか。私もイギリスの大学院に留学する時は、一体どうなるんだろう、と内心ソワソワでした。
そこで、意外にどうとでもなる、という事を最近実感したので、海外大生の就活事情を書いておこうと思います。(ただ、来年から就活の時期がずれるらしいので、今後も私と同じようにいくとは限りません。しかし、就活の手段自体は変わらないと思うので、参考にしてみて下さい。)



ひとまず、内定への道のりは以下の 通りがあります。

  1. 11月に行われるボストンキャリアフォーラム(DISCO主催)で早々に勝ち取る。
  2. 4月から始まる通常の就活に乗っかる。
  3. エージェントを利用する(マイナビ国際派、リクナビなど。お勧めしないので、エージェントはあまり知りません。)
  4. 5~6月頃に行われるキャリアフォーラムに参加する。(イギリスではBAL-JOB主催のフォーラム、DISCO主催のロンドンキャリアフォーラムがありました。)
  5. 夏採用(5月~6月にエントリー開始)に乗っかる。企業によっては、海外で面接をやってくれる所も。また、日本で開催されるキャリアフォーラムもこの時期です。例えば、DISCO主催の東京キャリアフォーラムや、マイナビ主催のマイナビ国際派就職EXPO。
  6. 11月のボストンキャリアフォーラムに参加する。

 

そして、上記のなかでのお勧めは1. 4. 5.の三つです。
英語力や実績に自信がある人は、外資系や有名所が多く参加する 1. 「ボスキャリ」でさっさと内定を頂いて、残りの学生生活を謳歌するのが一番優雅です。ちなみに、私は大学院に入学して2か月しか経っていなかった事もあり、ボッコボコにされて終わりました。

2. 「通常の就活」に関してですが、参加出来たらするに越したことはありませんが、通常は大学のテスト等が重なるので、参加し辛いのが現状だと思います。

3.「エージェント」は絶対に利用すべきではありません。メリットが皆無です。本当に就職先が無くて、藁にもすがりたい時は良いのでしょうが、良い企業は彼ら自身でもエントリーを募集しているので、自分でエントリーした方が連絡等でスムーズです。更に、エージェントを通す事で、余計な手数料を企業が払わなければいけなくなります。なので、そこ経由じゃないと申し込めない場合を除いて、エージェントに登録するのは辞めておきましょう。

4. 「現地開催の日系企業フォーラム」はせっかくなので参加しましょう。このタイミングで内定を貰えたら随分楽ですが、内定者の枠も少なそうです。

5. 「夏採用」が海外大生のメインの戦場となると思います。1~4.で失敗しても、ここで挽回するのは容易いです。ただ、ここに向けて、フォーラムの事前エントリーは早めに済ませましょう。当日のウォークインでも内定を勝ち取る事は出来ますが、惨敗している海外院生も少なくない数を見受けます。

6. 「卒業後のボスキャリ」に期待するのはあまりお勧めしません。確かに入社前なので、チャンスはあると思いますが、基本的には次の年の学生用なので、内定を取れる確率は夏採用に比べてぐっと低くなります。ただ、夏採用の結果に満足いかない時は、参加しても良いと思います。



また、就活の手段を簡単に分けると

①自分でエントリー

②就職フォーラムに事前エントリー

③就職フォーラムのウォークイン(その場で履歴書提出)

④エージェントに紹介して貰う

の4パターンがありますが、徹底して①と②を行いましょう。③や④で済まそうと思う甘ちゃんもいますが、楽して良い結果を得られる訳がありません。早いうちから準備をすれば、海外に出ただけであぐらをかいている海外大生に勝つのは容易いです。