駆け出しコンサル日記。

働いていく上で役にたちそうな事柄を、備忘録的にまとめていきます。(データ分析、財務分析、金融etc)

幸せを増やすんじゃ無く、不幸を減らす

人の幸せってなかなかに難しい事だと思います。

 

相対的なものだから、幸せな事に慣れてしまう。


でも、人の不幸をどうにかするって事は結構出来るんじゃあないかと思ってます。



インドのホスピルを訪ねさせて貰った時は何も出来ない自分に打ちひしがれたし、
震災の際に訪ねた陸前高田にある復興の湯では、虚しくなるほど人の強さを見せつけられました。

  

大学生の頃に読んだ『病院で死ぬということ』、『続 病院で死ぬということーそして今、僕はホスピルに』という本は、私の死生観や幸福論に大きな衝撃を与えました。
死ぬ事を控えた人々の最期を看取った医師による実話です。死ぬ瞬間の寂しさや、些細な事でも救われるという事が痛いほど伝わります。

 

 

人の幸せを維持するのは難しいです。
ですが、不幸をどうにかするのはそこまで難しくは無いのだと思います。

  

例えばですが、近所の老人ホームでボランティアをやっていた事があるのですが、おじいちゃんおばあちゃん達の話を聞き、「美味しいね」と言いながら一緒にご飯を食べて、おもしろおかしい事をする。たったそれだけの事ですが、とても喜んでくれていました。たった1~2時間を割くだけで、そこにいる10数人のご老人が元気になる。それって凄い事だと思います。

 

最近、パッチアダムスという映画をみました。
病院は死ぬのを遅らせる場所では無く、生の質を高める場所だと説く、実話を元にした映画です。

 

パッチアダムス ー予告編ー [日本語字幕] - YouTube


予告編だけでも感動してしまいます。
人の人生が豊かになる、その手助けをする事がどれだけ美しいか。難しい生き方ですが、とても素敵だと思います。


金融関係に勤めるつもりではありますが、そこでお金とコネを貯めて、将来はこのような、人の不幸を和らげるような活動も出来たらいいなぁ、と思う今日この頃です。


さてそんな自由を手にする為にも、勉強しよ!!

 

 

 

病院で死ぬということ (文春文庫)

病院で死ぬということ (文春文庫)

 
続 病院で死ぬということ―そして今、僕はホスピスに (文春文庫)

続 病院で死ぬということ―そして今、僕はホスピスに (文春文庫)